占い師に必要な着眼点
占いを利用するお客さんは、そもそも占いになにを求めているのか?
クライアントが求める占いは、今ある悩みや迷いから解消され、どうしたら自分にとっての明るい未来に向かっていくことができるのか、
これらのことを知りたくて占いを利用される方が大半だと思います。
しかし、多くの占い師は、もちろん今を占うわけですが
占い結果によっては
そのクライアントの過去に問題がある場合、過去をなんとかしようとしがちです。
過去の問題とは、
その人にとっての自我であり、その自我を否定して、より良い未来へのアドバイスをしようとするのは、
そのクライアントにとって過去の悲壮感をより強めることになります。
それは本末転倒です。
占い師がやるべきことは過去も今現在も全て肯定してあげて、その上でそのクライアントにとっての良き未来への道しるべを示してあげることにあります。
特に、初対面の鑑定では、ただでさえクライアントは精神的に不安定なことが多く、
占いを通して、まず安心感を得たいからです。