占いに答えはない

人間は一人一人みな違う特別なオンリーワンです。

 

いきなり何?

 

と思われたかもしれませんが、人生に正解がない、ということです。

 

よく、クライアントとやり取りをする場合、その問題点の中で正解を探そうとする占い師の方がいますが、まず、失敗します。

 

なぜかというと、

 

万人に沿った解決方法や自分の経験に照らし合わせたものの見方をしようとするからです。

 

大事なのはそうではなく、事実にもとずいた感情です。

 

人の、感性や喜怒哀楽は、いってみれば基本みな同じです。

 

美味しいものは、たいていみな美味しいと言い、羨ましいと思うことは羨ましいと思い、されて嬉しいことは嬉しいと感じ、悲しい出来事は・・・、

 

しかし、物事や信念にもとづいた思考や価値観は十人十色です。

 

よってクライアントの事実にもとづいた感情が、自分や他の人にとってどれほどためになることだったとしても、クライアントにとってみればマイナスでしかないことも、よくある話です。

 

なので、問題点の中で正解を探そうとするのではなく、その問題とされている事実がなぜ、クライアントにネガティブな感情を植えつけているのか、という視点が大事になってきます。

 

なぜかというと、

 

クライアント自身が欠点と思っていることが実は長所だったり、コンプレックスと思って隠していることが、逆に個性だったりするからです。