運気がアップする占い(恋愛)
占うジャンルが最も多いものの1つとして恋愛に関する占いがあります。
その中でも「別れた方がいい」という答えが明確に占い結果として反映されているケースです。
・あなたとはまるで相性が良くない
・あなたにふさわしい人は彼ではない
・この恋愛はもう既に終わっている、、、
このような結果から「別の人を探しましょう」と投げかけるのは簡単です。
しかし、このようなアドバイスはクライアントからみて何のアドバイスにもなっていなければ一ミリも満足のいくものでもありませんよね。
そんなことは友達だって普通に言うし、そもそも一般的なアドバイスが欲しくて、お金を払って占ってもらっているつもりはない、、、
このような心境でしょう。
では、占い師としてはどのような対応を求められているのか?
それは、クライアントの感情から、そしてその発言の中から本意を掴むということです。
仮にクライアントから「別れた方がいいですよね?」と聞いてきたとしてもクライアントは決して、そこに本意はありません。
あくまでも、色々とある感情の一つに過ぎないということです。
つまり、そういった言葉が出てくるということは焦っている、もっと言えば切羽詰まっている、といった感情が浮き彫りとなっています。
なので占い師は、そういったクライアントの感情に同調するのではなくて逆に安心感や違った感情を芽生えさせる視点を与えます。
なぜならクライアントを追い込んでいるのは、まさにいま、この瞬間だからです。
なので、今この瞬間をいかにして解放させるようにもっていくことができるかに焦点を当てます。
クライアントと同じ目線でアドバイスを考えていたら、それこそクライアントの感情に反乱をもたらすだけです。
そうなってしまったら自ら破滅的な行動をとって自己嫌悪に陥ることになってしまい占い師にとってもクライアントにとっても良いことは何一つありません。
なので大事なポイントは、
クライアントの後ろを追いかけるような手の差し伸べ方を意識する、ということです。
つまり、相性が良くないから別れた方がいい、という結果に同調している場合、
「この関係を続けていくと、あなたの運気が低迷していくことに、とても心配な気持ちでいます」
このような感じを伝えることで、そのイメージをクライアントに抱かせます。
つまり、このような持って行き方でクライアントは何やら意味ありげな助言だと感じ、自ら心配を取り払うべく思考を巡らせ始めます。
そうすることで運気のある方向へクライアントの意志を誘導しやすくなるんですね。
心配を回避する手立てとは、どんなものなのだろうか?
そこに焦点を当てることでクライアントに受け入れやすい状態を作ることができるようになります。
このような占いでの助言やアドバイスの仕方に一工夫ほしいと思われている占い師の方はぜひ参考にしてみて下さい。
このようなことが実践で活用できるようになれば、かなり独自の視点で占いをすることができるようになります。