好きな理由は別れる理由
占いセッションにおいて恋愛は醍醐味ですが、その中でも割と多いのが
「彼は私のどこが好きなんでしょうか?」
こういった鑑定依頼です。
これはつまりクライアントは彼との将来を考えた時に、とても不安を感じてしまうが故でしょう。
そこで安心材料の1つとして彼が自分のどこが好きなのかを把握しておきたいということですね。
そして、その好きでいてくれるポイントを知って担保にしておきたいという心理からでしょう。
しかし、こういった心理というのは実は危険です。
なぜなら好きなポイントは嫌いなポイントと実は表裏一体だからです。
例えば男性というのは女性に比べて内面よりも外見を重視します。
たとえ、その女性の内面にそれほど魅力を感じていなかったとしても外見がより優れていたらオッケーとなってしまいます。
もちろん、その男性が人は外見ではなくて結局は内面で価値が決まると頭では理解していてもです。
ではなぜ男性はこのような特性があるのかというと、これはもう生存本能ですね。
男性は良い遺伝子を残したいというプログラムが若くて健康的で優れた外見の女性という意味合いで組み込まれているからです。
一方の女性はそうではありません。
女性は子供を産んで育てるという責務があるため男性を内面的に重視し図る傾向が自ずと高くなります。
つまりこれも女性特有の生存本能です。
何が言いたいのかというと、
例えば、これを例に男性はその女性の好きなポイントが美人な容姿だとします。
しかし「美人は3日で飽きる」ということわざがあるように男性は美人の彼女に慣れてしまいます。
もちろん年を重ねるごとに、その美人な容姿は自然と劣化していくことにはなりますが。
ただ、ここで重要なのが男性がその美人なポイントが好きで、しかもそれに慣れてしまうと、その美人以外の魅力を今度は無意識ながらにも探し始めるわけですね。
そうなるとまさに危険信号点滅です。
美人以外に魅力を感じられないとすると、それが理由で別れ話に発展してしまうというのは、よくあることです。
なので、クライアントはそういった事を全く理解しておらず
「彼は私のどこが好きなんでしょうか?」
このような内容を占いに求め、そこから安心を得ようとします。
恋愛における心理学のおすすめサイト
このサイトは恋愛を占う上でとても参考になりますので一応、載せときます。
なので、このような占い内容は仮に好きなポイントが占い結果から導き出されても、その恋愛におけるすべての救いとはならないということを占い師である以上、最低限の知識として備えておく必要がありますね。