占い結果より重要なアドバイススキルとは?

一回の占いで全て悩みを解決しようと思って占い師の元を訪れるお客さん。

 

一方、何回も通うことを前提として占いにやってくるお客さん。

 

占いを当てにやって来るお客さんというのは、この2パターンに大きく分類されます。

 

この2つの属性は、どういったものかというと、、、

 

簡単に言えば、

 

占いを、そんなに信じていない人と割と信じている人です。

 

占い師にとって今、目の前にいるお客さんは、どちらの属性なのかを見極めることがまず重要となります。

 

なぜなら、そのどちらかかが分かった上で占いをした方が、その後の結果への対策や対応が変わってくるからです。

 

人気のある占い師は、このポイントをしっかりと押さえています。

 

そして、それを見極めることは、それほど難しくはなく占い師各々の自然な流れで読み解くことは十分に可能です。

 

もし慣れるまで、そのコツがつかめないというのであれば隙を作ってストレートに聞いてもいいでしょう。

 

占いは年に何回くらいしていますか?

 

その回数を知ることと、そして今まで占ってきた悩みの種類も併せて知れれば占いはスムースに運びやすくなります。

 

問題点が、今まさに占う内容と、どこか共通点はないのかを見つけることも大切だからです。

 

それさえ観えれば、そのお客さんの抱えている本質的な悩みや問題を抱えやすいポイントが透けて見えてくるので単発で占って、はいお終い、といった無味乾燥的な占いを避けて通れます。

 

例えば彼氏と喧嘩別れしてしまった女性が後悔していて、よりを戻したいと思ってしたとします。

 

それに対して、よりをもどせるかどうか?占ってほしいとします。

 

タロットカードで占った結果、

 

自ら謝り、再度、好きという気持ちをあらためて彼に伝え再出発をきる時、、、

 

と、カードに出たとします。

 

しかし、この結果を伝えて、そして前向きな気持ちにさせて占い終了、とするのが結果オーライの占いかといえば決してそうではありません。

 

ここからさらに深層心理に入っていって、、、

 

よろしければ、なぜ彼とケンカになってしまったのか聞かせてくれませんか?

 

と直接、聞くことがとても重要です。

 

彼とは、よりを戻せるというポジティブな結果が出ているのですから、その良い流れで聞きやすい状況にあります。

 

そして仮に、その別れてしまった原因が自分との時間よりも友達との飲みに行く時間を優先されて頭にきて、ちょっとキツイことを言ってしまって、それで、、、

 

このようなことであれば、そのお客さんにとっての問題解決は感情のコントロールや彼の友達関係をも大事にしてあげる心の度量だったりします。

 

このような点を指摘してあげて、その向上を促してあげるスキルを提示してあげるところまでもっていくことが人気占い師にとっての、言わば戦略であり役割です。

 

人気のある占い師や知名度のある占い師は表面的なこと以上に、そのお客さんの陥りやすい内面や弱点を本質ととらえ、自らの占いにフォーカスしています。

 

ぜひ、こういった視点を参考に今後の占いに活かしてみて下さい。