占い師にとって焦りは禁物?
色んなクライアントに対して占いをしていると占ってほしいことや鑑定内容が似たようなことが結構あったりします。
そういった時、占い師としては、
「また同じような悩みか」
「さっきの占いと被るなぁ」
「頭の中に以前の占い結果が残ってるなぁ」
このようなジレンマに陥りがちになります。
このような精神状態で占ってしまうと今、目の前の占いに対してまっさらな状態として対峙できていません。
そうなると、言わずもがな、、、
占い師にとってもクライアントにとってもお互いに満足のいく占いにはなりません。
占い師の鑑定に置いては、常に平常心で安定が求められます。
つまり、1回1回のセッションには新たな気持ちのリセットが毎回、必要になってくるということです。
そのために意識して取り組んでほしいこととして、2つあります。
それは、
・姿勢を正して数回(3回~4回)の深い深呼吸。
・頭の中を空っぽにして1分間、何も考えないようにするというものです。
ものすごくシンプルなことですが、これを一回一回の鑑定後に、するのとしないのとでは全然違います。
これについては実は美容師さんなんかにも当てはまるんですね。
実は私の知り合いに、とても人気のある美容師の方がいるのですが、彼女も1日に何人も予約いただいたお客さんの髪を切るそうですが常に一回一回、この2つのことを実践しているそうです。
これをやると疲労感や集中力にとても効果があると言っていました。
つまり、占いにも同じことが言えて、目の前のお客さん1人1人に対してゼロベースで対応しなければならない、いわば同じサービス業です。
なので、これらをおろそかにしてしまうと、それだけペースが乱れやすくなってしまうんですね。
また、占いにおける大事なインスピレーションや発想も鈍くなってしまいがちです。
占いセッションに入ってしまってから、これらの事に意識を向けても、もう遅いです。
そして、そんな時に意識を向けるということは、それはすなわち守りに入る管理意識に支配されてしまいますので良質な占いマインドの多くがシャットアウトされてしまいます。
そうなると、すべてが悪循環になってしまいます。
占い師にとって「焦る」ということは、あってはならないんですね。
そうならないためにも、この2つが非常に有効です。
でひ、参考に取り入れてみて下さい。